最近キャンプ場も混んでるし、予約もなかなかとれないし。いっそのこと「山でも買ってみようかな?」なんて考えてみたり。
ソロキャンパー「お笑い芸人のヒロシさん」が、2019年9月に “山を買った” という記事を読んで、興味を持った人もいるのではないでしょうか?
でも実際に山を買っても、不動産関係の手続きとか土地の管理が心配だしなぁ。という不安もありますよね。
そんなあなたにおすすめしたいのが「森林・山林レンタル」です!
「森林レンタル」とは、何なのか。
森林レンタルは、その名のとおり「森の一区画を借りる」ということです
「買う」のではなく「借りる」ので、自分が所有する土地ではありません。
「森を買う」場合、①土地の登記 ②固定資産税の支払い などが必要になります。
でも、レンタルなら土地の登記や固定資産税の支払いなど、面倒な手続きがありません。
つまり、“レンタル期間” だけ使用できる場所 ということ。
「森林レンタル」管理会社について
今回レンタルサービスを契約してみたのは【森林レンタル forenta】です。
他にも森林・山林をレンタルしている管理会社がありますので、あわせてご紹介します。
レンタル料や使用ルールなどの詳細は、ホームページで確認してみましょう!
「森林レンタル」してみる
まずは内覧会に行ってみた
とりあえず、内覧会があるようだったので参加することに。この時点では、正直なところ全くイメージが湧いていません(笑)
参加してわかったのは、内覧会= 実際にレンタルするエリアの現地視察 ということ。
今回、この森では複数のエリアについて募集中でした。
予約時間には、筆者たちの他1組が参加して、内覧時間は2時間ぐらい。
エリアの地図を見ながら、実際のエリア状況を視察します。
レンタル運営者による区画の説明(傾斜がある・広さ・木の種類・使用例・すでにレンタル済の区画など)を聞きながら、「どのエリアがいいかなぁ」と迷う。
説明を聞きながら一巡したら、そのあとは各々で気になるエリアなどをもう一度視察に。枝をかき分けて全体を確認します。森なので木が生い茂り 足元も見えにくい。とにかく枝をかき分けてゴソゴソと森の中を探索します(ジャングル探検隊かっ?!)
ちなみにエリアの境界線はハッキリ線が引いてあるのではなく、所々にある「杭・ビニールテープの目印」により判断します。
この日はあいにくの雨で、通路もだいぶぬかるんでいました。ですが、逆に”水はけのよさ” などを確認するにはもってこいの天候です。
ちなみにエリアの大きさは色々あって、今回の募集エリアの大きさは 600㎡~1100㎡。
(例:900㎡=約272坪!でかっ!)
平米(m2)から坪数を計算する場合は、0.3025を乗じ(かけ)ます。
希望エリアをエントリーする
内覧会終了後には、レンタル希望エリアの「エントリーシート」を記入します。
やはり人気の区画もあるようで、複数のエントリーがあった場合には「選考」となるそうです。
そして後日の選考結果を待つことに。
エリアの視察をした感想
内覧会に参加して、ようやく「森林レンタル」の全貌が分かってきました!
正直なところ、すでにキャンプ場みたいに整備されている状態の区画なのかな?を思ってましたが‥。実際に見て分かったのは、もう本当にフツーの「森」です (笑)
なので、アウトドア好きでも今回のエリアについては、向き・不向きがあると思います。
ついにレンタル契約へ!
選考通過の連絡・契約書
そして後日、「希望エリアの選考に通りました」とのメールがきました。
契約する場合には ①契約書類への署名 ②レンタル料の振込 となります。
この段階で「やっぱり契約は見送ろうかな」と思った人は辞退することもできます。
(例:「管理に不安がある」とか「整備する道具を持っていない」とか)
「住まいが県外」など遠方の方は、移動距離がデメリットになる場合もありますよねぇ。
レンタル期間・料金
では、今回のレンタル契約は具体的にどんな内容かというと‥。
5月中旬に契約して【1年間】利用することができます。
【KAIKONS】の誕生
さて、わたしたちは‥というと。
1年間のレンタル契約をしてみることなりました!
今回筆者は「森林レンタルに興味がある!」という友人の誘いで内覧会に。
筆者:まじでレンタルする?
友人:する!(即決?!)
筆者:ちょっと管理に不安があるなぁ(←慎重派)
友人:森の開墾面白いよ!(←やってみる派)
筆者:何人かでレンタルするっていうのはどう?(共通の友人を誘う提案)例えば〇さんとか△さんとか・・キャンプ好きだよね~。みんなでレンタルすれば、管理もできるかなぁ?レンタル料を割り勘して利用するっていうのもいいよね。
というわけで‥。
この数日後、友人たちをレンタルエリアにご案内 & プレゼン! みんなのやる気スイッチが入ったので、森を開墾してみよう【THE KAIKONS】が誕生しました!
#2へ「つづく」
【森林レンタル】って何だろう?と思った方向けに、この記事では内覧会からレンタル契約までの実体験をまとめてみました! どのように利用するかはあなた次第。一人で秘密基地を作ってソロキャンプするのもよし。グループでデイキャンもよし。管理会社やエリアの条件はさまざまですが、今回のエリアは、すぐに利用できる整備された場所ではないので、「開墾も含めて楽しみたい人向け」のレンタルエリアだと思います。 #2では、開墾の様子をお伝えしたいと思いますので、興味がある方はぜひご覧ください!