【奥日光|千手ヶ浜|6月】クリンソウに逢いに行こう。

山・ハイキング

例年、初夏(6月)に可愛らしい花を咲かせる九輪草クリンソウ。栃木県中禅寺湖千手ヶ浜にある群生地は、感動で時間がとまるような景色が広がっていました。今回は 奥日光にあるクリンソウ群生地のリポートです。

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クリンソウについて

クリンソウは漢字で【九輪草】と書きます。名前の由来は、花が茎を中心に輪になって数段に咲く姿が、お寺にある仏塔(五重塔など)の上に立つ飾り(九輪)に似ていることから。主に山間部の湿地に生育します。

クリンソウ(花は先で5つに咲く)
  • 種類:サクラソウ科
  • 開花時期:4月~6月
  • 花の色:赤・ピンク・白・(まれに黄)
  • 花言葉
    「幸福を重ねる」「物覚えのよさ」
     輪のようについた花が次々に咲いていく様子より
    「物思い」
     咲いた花がやや斜め下を向く姿より

いつが見頃なの?

千手ヶ浜付近では、6月初旬より咲き始め 6月中旬頃 が見頃となるようです。

群生地はどこにあるの?

群生地は、奥日光の【千手ヶ浜】にあります。中禅寺湖の西の端にある南北2キロにわたる湖畔の一部の場所です。

どうやって行くの?

【千手ヶ浜】へ行くための道路「日光市道1002号線」は、年間通してマイカー規制区間となっています。そのため アクセスは 低公害バス・船・徒歩 となります。

低公害バス

赤沼車庫バスのりば
千手ヶ浜バスのりば

始点は 赤沼自然情報センター【赤沼車庫】です。車でアクセスする場合は、赤沼駐車場(無料)を利用しましょう。

低公害バスは フリー乗車制です。マイカー規制区間では国道を除いて、どこでも自由に乗り降りできます。なお、料金は一律です。

なお、群生地は 千手ヶ浜バス停 から歩いて約8分 ぐらいの場所になります。

運行期間例年4月下旬から11月末まで
運行ルート赤沼車庫-小田代原-西ノ湖入口-千手ヶ浜 
乗車時間約30分 (赤沼車庫から千手ヶ浜まで)
片道料金大人500円(子供250円)※前払い
支払方法現金、交通系IC(PASMO、Suica等)
(参考)2022年6月現在

最新の低公害バスの詳細はこちら≫≫日光自然博物館HP(低公害バス)

6月の土・日・祝日は赤沼駐車場も満車になることがあり、バスを待つ乗客も長い列です! 時間に余裕をもって行動しましょう。


遊覧船 (6月1日~30日のみ)

千手ヶ浜遊覧船のチケット売場
千手ヶ浜の桟橋

千手ヶ浜行きの遊覧船は季節限定の運行です。

運行期間6月1日~30日
運行ルート菖蒲ヶ浜 ↔ 千手ヶ浜
運行便数[往復]午後のみ:各3便
乗船時間約15分
片道料金大人400円(子供200円)
(参考)2022年6月現在

千手ヶ浜へ行く遊覧船は、菖蒲ヶ浜から出発する便のみです。つまり、千手ヶ浜へ遊覧船で行くためには まず【菖蒲ヶ浜のりば】へ行くことになります。その方法としては ➊竜頭ノ滝やのりば付近の駐車場に車を駐車して歩く(徒歩約8分)❷他コースの遊覧船と組み合わせて 菖蒲ヶ浜のりば で 千手ヶ浜行に乗り換える など の方法があるかと思います。

中禅寺湖畔をクルージングする乗り降りが自由な「一周フリー乗船券」など、お得なチケットもあるので、湖畔沿いの観光名所をめぐる旅プランに組み入れてもいいですね。

最新の中禅寺湖遊覧船の詳細はこちら≫≫中禅寺湖クルージング

徒歩(ハイキング)

菖蒲ヶ浜付近から千手ヶ浜を歩く中禅寺湖北岸ハイキングコース片道コースタイムは約1時間40分

詳しいコースタイムはこちらから≫≫奥日光ハイキングガイドマップ(PDF)

【応用編】バス・遊覧船+ハイキング

時間や体力を考慮して、行きと帰りのアクセスを組み合わせて計画を立てるのもおすすめです。➊バス↔ハイキング ❷ハイキング↔遊覧船 など。

6月は梅雨時期なので、途中で天候が悪くなった場合などにバスや遊覧船を利用するという選択もありですね。

ハイキングコース

中禅寺湖畔をハイキングしながら、千手ヶ浜まで行くこともできます。筆者は今回、上図の竜頭ノ滝臨時駐車場-千手ヶ浜-千手堂まで、のんびり往復ハイキングをしてみました。

駐車場

ハイキングコースに近い駐車場は、竜頭滝臨時駐車場です。トイレはありません(坂道を7分ぐらい登った竜頭ノ滝のトイレが近いと思います)

竜頭滝臨時駐車場

コースのようす

菖蒲ヶ浜付近から千手ヶ浜を歩く 中禅寺湖北岸ハイキングコース片道コースタイムは1時間40分ぐらいでした。木道も多く、比較的整備された道ですが、一部階段状になっているところや雨上がりには滑りやすい箇所もあるので、必ずハイキングの装備(リュック・トレッキングシューズなど)で歩きましょう。

駐車場から数分進んだところに案内板あり
少し狭い箇所もあるので、すれ違いには注意
傾斜がある場所もある
何か所か階段もあり
フラットで歩きやすいところも
梅雨時期のモフモフ苔にも逢える

歩き始めて1時間20分ぐらいで「熊窪」に到着しました。砂辺に打ち寄せる波はとても穏やか。切り株に座っておやつタイムをすることに。この場所は 近くにある高山(1667m)から下りてくる登山道の分岐点でもあるので、もう少しアップダウンのある登山道を歩きたい方は、高山を登るコースも楽しいと思います。

「熊窪」から眺める中禅寺湖と山々

この時間 早朝にもかかわらず、すでに千手ヶ浜方面から歩いてきた方とお話したところ、戦場ヶ原をぐるっと歩いてきて戻る途中(すでに15キロぐらい歩いている)とのこと。皆さんそれぞれの時間・体力に応じてハイキングを楽しまれているようでした。このあと熊窪から千手ヶ浜までは 20分ぐらいです。

奥日光は熊の生息地です。ハイキングをされる方はクマ鈴をつけることをお勧めします。また、事前に近日の出没状況(場所・時間など)を確認しておきましょう。

日光湯元ビジターセンターHP「クマ情報」

千手ヶ浜で出会える景色

千手ヶ浜に到着するとクリンソウが咲いている場所が見えてきます。さらに奥へ歩いて行くと‥。見渡すかぎりのクリンソウに逢うことができます。

クリンソウ群生地
小川のせせらぎが心地よい
ピンク・白など、微妙に違う色あいが並ぶ
群生地は、ここにお住まいの伊藤誠 様が管理されています(感謝)

湖畔からは、男体山を眺めることができます。(この日は山半分が雲の中)ハイキングコースをさらに進むと千手堂があります。今日はここで折り返し、歩いてきたコースを戻りました。

雲がない日は雄大な男体山の姿を見ることができる
千手堂

千手ヶ浜にあるトイレは バスのりば になります(湖畔から少々登り道を徒歩8分ぐらい)

車でクリンソウに逢える場所 

ドライブ観光でクリンソウを見てみたい。そんな旅の予定を立てている方におすすめな場所があります!

竜頭滝下駐車場(徒歩1分)

竜頭滝下駐車場から徒歩1分の湿地に咲いているクリンソウです。国道120号線沿いにあります。千手ヶ浜ハイキングの帰りに見つけました。千手ヶ浜より規模は小さいですが十分楽しめますし、クリンソウ群生地の中で写真も撮れるので、この日も写真を撮っている方がいらっしゃいました。

日光山温泉寺(ほんの少し)

奥日光湯元温泉にある日光山温泉寺のお堂の脇に咲くクリンソウです。群生地ではなく何本か‥という感じなので、時期がドンピシャでないと見ることができないかもしれません。近くには湯元温泉の源泉が湧き出る観光スポットもあるので、湯元方面にドライブに行く際に立ち寄れる場所かと思います。

\日光山温泉寺を訪れ、写経体験をしてみた時の記事が掲載されているブログはこちら/

感想

いちごいちえ
いちごいちえ

千手ヶ浜に咲きほこるクリンソウの姿は圧巻の景色です!マイカーの乗り入れができないからこそ守られている静かな空間と自然の美しさを感じられる場所です。お花のシーズンが限られているので、見頃となる土日祝日は混み合います。事前にバス・遊覧船の時刻表の確認・ハイキングのコースタイムを考慮しながら時間に余裕をもった計画を立てることをおすすめします。

\お花が楽しめるツアーを探してみよう/

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