【茨城県|鶏足山&焼森山】ミツマタに逢いに行くハイキング!

山・ハイキング
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例年3月中旬~下旬。この時期は焼森山のミツマタが見頃でもあるので、鶏足山~焼森山を歩くハイキングに行ってきました。

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鶏足山&焼森山ってどんなところ?

鶏足山けいそくさん

標高 430.5メートル (茨城県城里町)
 山頂付近にある見晴台から眺める景色が見どころ!

焼森山やけもりやま

標高 423メートル (栃木県茂木町)
 春を告げる幻想的なミツマタの花が咲く時期は大賑わい!

登山道は歩きやすく、所々に休憩スペースもあります。

焼森山は「茨城県と栃木県の県境付近」の山なので、栃木県側の登山口からも登れますよ。

ミツマタの情報 
茂木町観光協会 
いい里さかがわ館

鶏足山駐車場について

◎鶏足山(赤沢)駐車場:茨城県東茨城郡城里町上赤沢265-1 

駐車場が拡大されました!(2023.6月現在)

ミツマタが開花する時期は特に混雑します。

新しく増設された駐車場(2023.6月現在)
カラーコーンの場所は大型車用(2023.6月現在)

トイレについて

写真左が女性用、右が男性用です。男女にわかれているし、とっても綺麗。管理人さんありがとうございます。

右のトイレは新たに建てられました。(2023.6月現在)

コースマップについて

はじめて登る方など、地図は必ず持って出発しましょう。このブログで紹介しているコースも時間が経過するとルート上の案内板などが変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。

駐車場にハイキングマップや木の杖が置いてあります。品切れ中のことが多いので事前にHPなどで確認しましょう。

この時期、ミツマタを求めて「はじめてきた」という登山者も多く途中で道迷いになっている方をお見かけします。 ミツマタ群生地は焼森山の頂上にあるのではなく、鶏足山と焼森山の麓の方にあります。つまり鶏足山側から行くと、鶏足山を越えて一旦下ったところにあるイメージです。

【参考】この記事で紹介するコースの高度(GARMINのログ)

鶏足山ハイキングマップ≫≫鶏足山登山ガイドマップ – 城里町

※鶏足山ハイキングマップですが、ミツマタ群生地の場所は表示されていません

❷焼森山ハイキングマップ≫≫登山道マップ ‐ 茂木町観光協会

※栃木県側からのアクセスがメインに表示されていますが、ミツマタ群生地の場所が表示されています

紙の地図だと分かりにくい箇所もあるし、ミツマタ群生地付近はスマホの電波が圏外になることもあります。 道に迷って慌てると、せっかくの楽しいハイキングが苦い思い出になってしまうかも。

※筆者も低山で道迷いになり、憔悴しきったことがあります‥汗

スマホの地図アプリ【YAMAP】や【ヤマレコ】の地図をダウンロードして、GPSで現在地が確認できるようにすると、道迷いを防ぐことができるので安心!

この日のハイキングコース

この日は、山口-富士が平コース―鶏足山ーミツマタの小径ーミツマタ群生地ー焼森山新ルート―焼森山-久保コース―駐車場 で、ぐるりと周回してきます。

駐車場脇の道を歩いて行きましょう。

今回は、地図上の富士が平コースで鶏足山へ登ります。右の赤い矢印で登って、左の赤い矢印方面から下りてきます。

登っていく途中に見えた日の出と木々のコントラストが、とっても綺麗。

森全体がおはよーって言ってる感じ(笑) 

休憩スペースからは、少し視界がひらけます。20分ぐらい登ったので身体もだいぶ温まってきた。

一旦登りきると、浅間神社の祠と休憩スペースがあります。

さらに進んでいくと、分岐にでます。左に進みます。

その前に、右側に立っている地図で確認。①②③まで登ってきました。このあと④⑤⑥へ進みます。

ここからの登り口を間違えないようにしましょう。(左の道が広いので、うっかりしていると下ってしまいます)

適度に周りも見渡せる気持ちのいい道。

ここから富士山がちょこんと見えるときがあります。空気がすんでいる冬だと確率高し。

山頂への看板が見えてきます。

三角点がある場所まできました!ここにも休憩スペースがあります。まずは右矢印の見晴台へ進みます。戻ってきたら左の矢印へ進みます。

見晴台は、とってもおススメです。

見晴台はすぐそこ!


見晴台から見る、東の海方面。

西の山方面。空気が澄んでいれば、那須連山や日光の山々が見えます。

※2023年1月追記
こちらの見晴台は、日の出が綺麗に見えます。(写真は1月上旬です)
元旦 “初日の出” は大賑わい。狭い場所なのでちょっと混み合いますが、常連さんの掛け声で皆んな一斉に万歳三唱が恒例です(笑)

ここから先に進むコースもありますが、今日は折り返して三角点まで戻ります。戻った三角点からの景色がこちら。

さきほどの三角点の写真でいうと、今度は左の矢印方面へ進みます。

降りていくと分岐があります。”ミツマタの小径”を通るので、右へ曲がります。

ミツマタ群生地へ進みます。

雨の翌日は滑りやすい道

道を下っていくと、分岐にでます。ここにミツマタの看板がないので、迷う方が多いようです。(追記:2022年3月看板が立ちました)

R4.3月には看板が立ちました。

このあたりからミツマタ群生地付近はスマホの電波が入りにくくなります(ドコモは1本。楽天は圏外)電波が届きにくい山奥に入ると、電波を探す為にバッテリーを多く消費します。出来れば「機内モード」で使いましょう。

ミツマタ群生地への進路は、右です。この日は、ミツマタを見にきた かわいい山ガール と途中までご一緒しました。昨年も、ミツマタを見にきた すてき男子 と途中までご一緒しました。この時期はミツマタを見にくる方が多いですね。そして2年連続、迷い人とご一緒に(笑)

左に進むと、焼森山へ登り返します。結構ワイルドな道です。

右に曲がると・・。

ミツマタ群生地へ、さらに下り道が続いています。

道沿いにミツマタが見えてきて、テンションがだだ上がり!

2021.3.27撮影

さらに下っていくと、ミツマタ群生地の入口に着きます。

青のテントが案内所
ミツマタ案内所
案内所で情報収集できます

この時期に遊歩道へ入るには「保全協力金500円」を支払います。

保全協力金について

2024年3月9日(土)~24日(日) 開花が遅く期間延長で、3月31日までとなりました。
・1人500円(中学生まで無料)
 ※現金払のみ
2023年はpaypayでもOKでしたが、2024年は現金のみ!

ミツマタ群生地の開花情報 >> いい里さかがわ館
栃木県側からのアクセス情報等 >> 茂木観光協会

\2024の開花情報/

2024.3.27(水) ミツマタ開花情報を追記します。

2024.3.27 ミツマタ第1群生地
【第1群生地】ほぼ満開。今年は少し遅めですね。
2024.3.27 ミツマタ第2群生地
【第2群生地】ほぼ満開。青空に映えるミツマタ。

2024.3.16(土 ミツマタ開花情報を追記します。※第2群生地のみ

【第2群生地】全体的に蕾が多め
【第2群生地】日当たりがよい場所は5分咲ぐらい

\2023年の開花情報/

2023.3.19(日) ミツマタ開花情報を追記します。開花が進んでます!

【第1群生地】八分咲きぐらい?
【第2群生地】こちらは九分咲きぐらい?

2023.3.5(日 ミツマタ開花情報を追記します。ほぼつぼみでした。

【第1群生地】少し開花しはじめたミツマタ。
【第2群生地】こちらもほぼ蕾です。

遊歩道入口から入ります。遊歩道は譲り合いが必要な道幅のところもあるので、一方通行です。

この時期はカメラマンの方で大賑わい。遊歩道に三脚を立てている方もいるのでお気をつけください。 (追記:2024年3月 三脚OK。 昨年は一脚のみOKでした)

群生地注意事項

ミツマタのトンネルきたー♡

ミツマタは下から撮ると、黄色のボンボンが綺麗に撮れるかも?

上から撮ると、お花が白っぽく映ります。(すでに見ごろを過ぎている感じでもありますが)

遊歩道からの出口になります。

遊歩道を堪能したら焼森山へと登ります。鶏足山からきた道とは逆方面へ進みます。

(焼森山へ登らない場合には、来た道を戻りましょう)

栃木県方面の駐車場。2024年には駐車場が拡大していました。

この駐車場の手前に、焼森山へと続く登山道入口があります。

ミツマタ群生地からだと、看板が逆向きなので見落とさないように注意しましょう。

数分歩くと、分岐があります。右上の木に目印あり。注意しないと、99%通り過ぎます(笑)

大きな目印がないので見落とし注意(2023.3.5撮影)
傾斜が急で、雨上がりはスベリやすい(2023.3.19撮影)

そのまま進んで行くと、またまた分岐になります。焼森山は左です。

左へ進む
曲がったところに案内板あり

”一の越” の看板あり。

木の根っこがちょうどよい足場になる
岩の上を歩いて行く

“こだま岩”の看板がある見晴らしのいい場所へ出ます。

里山の風景が一望できます。

さらに進んで行くと、焼森山山頂です。

焼森山から下ってきたら、今回は鶏足山へ戻らず、ぐるっと周回しながら鶏足山駐車場へ戻ります。下小貫の看板がでてきたら、右の道へ入ります。(まっすぐ進めば鶏足山へ戻ることもできます)

5~10分ぐらい進むと分岐に出ます。鶏足山駐車場へ戻るには、左の矢印方面へ。

右の看板をみると分かりますが、右の道へすすむと「下小貫登山口」へ下ります。鶏足山駐車場方面ではないので注意しましょう。(追記:2022年3月 木のあたりに 下山(赤沢駐車場)という看板がたちました)

気持ちのいい道を進んでいくと、見晴らしがいい休憩スペースに到着。冬はこの場所からも富士山が見えます。

この分岐は、右でも左でも鶏足山駐車場へつながりますが、今回は右の道を進みます。左の道は距離が短くなる分、ちょっぴり急かも?(2022年3月 真ん中の看板はなくなっていました)

分岐は左の林道方面へ進みます。

下りてきたコースは「久保コース」となります。こちらから登るのもいいかも。

ここまできたら、駐車場はすぐそこです。(駐車場から奥に入ったこの場所にも4台ぐらい停められます)

鶏足山&焼森山を周回してきました! いつものごとく駐車場は満車。

シューズを洗うブラシがありました。本当に登山者にやさしい山です。

橋の横にある
やさしいお気遣い

\里山ハイキングでリフレッシュ/

麓の直売所で新鮮野菜が買える!

そして駐車場の奥で、地元のマダムたち(皆さん笑顔がとっても素敵!)による鶏足山直売所です。(注:土日のみ営業)季節の新鮮野菜や地元のお茶やお米などが並びます。

2023年までの直売所
2023年リニューアル! いつも元気をいただいています。

「物産センター山桜」もおすすめ

そして、わたくしのもう一つのお楽しみは、物産センター山桜です。

最初のおススメは、ソフトクリーム! ”やぶきた茶” と ”生乳” は通年ありますが、”いちご”の部分は季節に合わせたソフトクリームに変わります。今日は ”やぶきた茶” をチョイス。(追記:3月上旬はイチゴ。7月、8月はブルーベリー。9月上旬は栗です)ちなみにコーンとカップが選べます。

【追記:2022年11月】
ソフトクリーム 300円 ➡ 350円
※注文時にJAF会員証の提示で50円引(会員含む2名まで)

やぶきた茶はスタンダードメニュー
2023.9月上旬 お初のアップルマンゴ!(2023.9月は栗です)

そして、土日しか販売されていない”焼きおにぎり”もおススメです!あまり販売数がないみたい。早めの時間でないと完売してしまうこともあります。この日は8時過ぎでゲットできましたっ!

そして、友人御用達のやきいも。入口の右側にあります。これがズッシリしとした大きさでなんと200円! (230円になりました! R5.11月現在)

甘味のある ”ねっとり系”(”ほくほく系” のやきいもというのもある)で、すっごく美味しかった!

一人で食べるのにはちょっと大きいので二人でシェアするぐらいでちょうどいいかも。

この辺りは、お茶とお米の産地です。直売所で販売されていますので、ぜひご賞味ください。

(食堂のお蕎麦も美味しいですよ!)

まとめ

いちごいちえ
いちごいちえ

鶏足山と焼森山は、山の初心者でも楽しめる里山です。色んなバリエーションルートがあるので、楽しめる反面、低山特有の道迷いになる可能性もあります。紙の地図とともに ”YAMAP” や ”ヤマレコ” の地図をダウンロードしていくと安心かもしれません。土・日は、鶏足山登山口駐車場に「野菜の直売所」が開設されます。すてきな笑顔のマダムたちがお迎えしてくれますので、ぜひお立ち寄りください。新鮮野菜と元気がいただけます。

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