車中泊できるコンパクトカーがほしいニャン。
最近人気の車中泊ですが、実際にはどんな車を選んだら快適なのでしょうか?
この記事では、サイズが小さめなコンパクトカーの中から筆者オススメの「軽自動車・乗用車」をご紹介します。
共通のおすすめポイント
車内の居住性
車内で寝泊まりする際に重要視したいのは、“居住性” です。
横・縦の長さや、天井までの高さがある車は、圧迫感が少なくゆったりと過ごせます。
小さな机をおいて食事をしたり、パソコンを置いて作業もできますね。
軽自動車でも座面から天井までの”高さ”がある車は、車内がぐっと広く感じます。
フルフラットになるシートアレンジ
「座席シートをたおす」などのシートアレンジにより、車内を平らにすることです。
フルフラットといっても、実際には2パターンあります。
- 多少の凸凹はあるが、大人が横になって寝ることができる
- ほぼ段差がなく、マットなどを敷いて快適に寝ることができる
身体を伸ばして寝ることができると睡眠の質が格段に上がります!
実際に車内で横になってみるをわかりますが、ちょっとした段差でも意外と気になるものです。
これから車を選ぶのなら、快適な睡眠を確保できるフルフラットになる車種がおすすめ。
この記事では、❷ほぼ段差がなく、マットを敷いて快適に寝ることができる車 を選んでみました。
荷物の収納力
車内の睡眠スペースが保てても、荷物(着替えや車中泊用の備品)などが収納できるスペースがないと困ります。
旅先から帰る頃にはお土産を収納するスペースも必要ですね。
やはり車を選ぶなら、荷物の収納力も重要度が高いです。
ユーティリティ(ナット・ボックス)があればさらに便利
ユーテリティナット・ボックスがあれば付属部品やDIYで、バー・フック・棚をつけるなど、自分仕様のカスタマイズができます。
上にバーをつけて荷物を物を置いたり、ラゲッジボードステーにボードを設置して収納スペースを増やしたりすることができます。
車の購入費がリーズナブルに抑えられる
なんといってもコンパクトカーは、車の購入費用がリーズナブル!
大型のキャンピングカーやミニバンより安く購入できることは初期投資としてアドバンテージがあります。
快適な車中泊は、車を購入しただけではできません。
シェードやマットなどの備品を揃える必要があります。
また、長く所有する車ならば、車検・自動車税・自動車保険やガソリン代などの維持費もかかります。
これからはじまる車中泊ライフを楽しむ費用にあてることができますね!
おすすめしたい車【5選】
エブリイワゴン(スズキ)
エブリイワゴンは、軽自動車です。
この車は、フルフラット時に多少の段差があるので、マットを敷くと段差が解消されます。
そして、なんといってもDIYによるカスタマイズが好きな方におすすめの車種です!
ラゲッジボードステーやユーティリティナットなど、自分好みの車中泊仕様にする装備が充実しています。
2段にすれば、非常時には4人が寝泊まりできるかも?!
参考URL SUZUKI エブリイワゴン
スペーシア ベース(スズキ)
スペーシア ベースは、軽貨物車(軽商用車)です。
軽自動車の一種です。軽乗用車が人を運ぶことを目的としているのに対し、軽貨物車は荷物を運ぶことを目的としています。そのため荷物を積載するスペースが広くなっています。またナンバープレートは4ナンバーです。
軽乗用車と軽貨物車の主な違いは、車検の有効期間や自動車税です。
車検は初回の有効期間が違います。軽乗用車に比べ、軽貨物車の方が自動車税は安くなります。
自賠責保険料や任意保険料は同じ または 高くなる場合があるので、トータル的なコストの確認が必要です。
軽乗用車 | 軽貨物車 | |
---|---|---|
車 検 有効期間 | 初 回 3年 2回目以降2年 | 初 回 2年 2回目以降2年 |
自動車税 | 10,800円 | 5,000円 |
標準装備のマルチボードを使うことで、大人2人が寝られるスペースが確保できます。
小物を収納するスペースも沢山あり、ユーティリティナットもついているので、カスタマイズがしやすい。
オプションの「外部電源ユニット」を取り付ければ、車内でAC1500wまでの電化製品が使用可能になるのも、キャンプや災害時に役立ちそう。
参考URL SUZUKI スペーシア ベース
N-VAN(ホンダ)
N-VANは、軽貨物車(軽商用車)です。
ディーラーオプションの「外部電源入力キット」を取り付ければ、オートキャンプ場などのAC電源から、車内にAC100Vを簡単に引き込めます。
エンジン停止中に車内で電化製品を使用でき、使い方がさらに広がります。
助手席とリアシートを倒すだけで運転席以外をフラットにすることができます。
2人なら、マルチボードを合わせ一段高く、運転席を倒しフルフラットに。
下に荷物が入るスペースを確保しつつ、大人2名が寝られるスペースができます。
マルチボードは純正品もありますが、DIYで作ってもいいですね。
フルフラットといえども段差はあるので、厚めのマットを敷いて快適度を高めたいところ。
参考URL HONDA N-VAN
\N-VANの軽キャン記事はこちら/
フリード+(ホンダ)
フリードプラスは、乗用車です。
フリードは、フリード(7人乗り)とフリードプラス(5人乗り)があります。
今回のご紹介するのは、フリードプラス。
とにかくリアシートを倒して限りなくフルフラットにできるのがオススメ度NO.1!
このシートアレンジにしても、下に荷物の収納スペースがあることもポイント。
車中泊に一役買う純正品もありあります。ユーティリティナットがついているので、自分流のDIYアレンジもOK。
参考URL HONDA フリード(プラス)
\筆者の推しは、フリード+ 車中泊だけではないその魅力はこちらの記事から/
シエンタ(トヨタ)
シエンタは乗用車です。
シエンタは、7人乗りと5人乗りがあります。
今回ご紹介するのは 5人乗りシリーズ です。
やはりフルフラットになる点が車中泊向け。
ただ掲載写真のとおり、運転席とフラットにした部分に少々隙間ができてしまいます。
収納ボックスを置くと、その上にマットを敷いて隙間を埋められるかもしれません。
インテリアや内装を重視したいユーザー向き。
バリバリのDIYで車中泊仕様にすることより、快適な乗り心地や標準装備を求めながらも、いざ車中泊をするならフルフラットにもできる という感じですね。
参考URL TOYOTA シエンタ
まとめ
実際に車中泊でぷち旅を楽しんでいる筆者が、コンパクトカーにスポットをあてて、車内で快適に過ごせそうな車をご紹介しました。
これから車の購入を検討している方の参考にしていただけたらと思います。